
いきなりですが、ドラマ「白い巨塔」の歴代主役を知りたい!という思いがこみ上げてきました(笑)
白い巨塔と言ったら僕の「今まで見てきた面白いと思ったドラマ」の1位と位置付けているほどです。
「そんなの知らんがな!」
なんて言わないで、さっそく一緒に白い巨塔の歴代の主役たちを振り返っていきましょう♪
※岡田准一さんの「財前五郎役」に関する不満なども取り上げています。
ドラマ「白い巨塔」の歴代の主役たちを順番にご紹介!
ドラマよりも前に田宮二郎さん主演の映画「白い巨塔」が公開されていました。
なので歴史を振り返るという意味でも、一番最初に持ってきておきますね。
田宮二郎「映画 白い巨塔」1966年
映画版は、内外で多くの賞を総なめにした歴史的名作であり、田宮二郎さんの代表作品の1つなりました。
佐藤慶(NETテレビ(現テレビ朝日)系列1967年 4月8日~9月29日)
記念すべき「白い巨塔」のドラマ化の初主演を務めたのは「佐藤慶さん」
ドラマは 1967年4月8日から9月29日まで放送⇒全26回
途中で枠交換という珍しい出来事あり
土曜22時⇒金曜21時に変更
ドラマ版の「白い巨塔」の初主演も田宮二郎さんだと思っていましたので意外でした(^^;)
佐藤慶さんは亡くなる前年(2009年)に公開された映画「カイジ 人生逆転ゲーム」まで第一線で活躍した「大役者」です。
※映画「カイジ 人生逆転ゲーム」では兵藤和尊役を演じています。
田宮二郎(1978年6月から1979年1月にかけて、フジテレビ系列で放送)
■全31回
「白い巨塔と言ったら田宮二郎!」
というくらい今でも根強いファンがいるくらいの役者さんですね。
1965年のラジオドラマ「白い巨塔」でももちろん「財前五郎役」を務めています。
視聴率は意外と平均的だった!
田宮二郎さん主演の白い巨塔は初回こそ18.6%という高い視聴率を叩き出しましたが、その後は10%を切ることもあったりと意外にも平均的な視聴率でした。
ただ残り6話から13%以上をキープし、残り2話では以下の視聴率を記録しました。
第30回 1978年12月30日 26.3%
終章 1979年1月6日 31.4%
これには田宮さんが亡くなったという理由も含まれていますが、その説明をすると話が長くなるのでwikiをチェックしてみて下さい。
ドラマ『白い巨塔』残り2話は皮肉にもさらなる注目を集めることとなり、視聴率は上昇して最終話は31.4%を記録。結果多くの人々の記憶に残り、視聴率的にも大成功を収めることとなった。
⇒田宮二郎さんについてもっと詳しく!
村上弘明・むらかみ ひろあき(1990年4月2日・4月3日にテレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ)
2話完結のスペシャルドラマとして放送された。
こちらは2話とも放送ライブラリーで視聴可能となっています。
http://www.bpcj.or.jp/search/show_result.php?query=1237895&pagetop=0&category=0&sort=3
村上弘明さんは、仮面ライダー(スカイライダー)、必殺仕事人・花屋(鍛冶屋)の政、「大河ドラマ・八重の桜」などに出演。
仮面ライダーから時代劇まで幅広く活躍されている今でもカッコいい役者さん。
唐沢寿明(フジテレビ系列 2003年10月~2004年3年)
大河ドラマ形式で、2003年10月9日?12月11日まで第一部が放送され、2004年1月8日?3月18日までは第二部が放送された。全21回(第一部全10回、第二部全11回)
動画園長もこの「唐沢寿明さん主演」の白い巨塔で衝撃を受けた一人です。
あまりの面白さに「財前教授」のマネをしていたほどw
視聴率は「平均20%越え」のモンスタードラマでしたね。
最終回視聴率は、
- 関東:32.1%
- 関西:39.9%
ですから、視聴率という観点からみると田宮二郎さん主演の白い巨塔を超えたと言っても過言ではありません。
※現在、FODプレミアムで視聴可能です。(FODは1話無料)
(今なら初回2週間無料トライアル)
岡田准一(テレビ朝日系列 2019年5月22日~26日 夜9時の5夜連続放送)
財前教授に岡田准一さん!!!!
初めてその話を聞いた時は「多少の違和感もありました」
が・・・むしろ今では楽しみで仕方がありません。
岡田准一さんはアイドル業よりも俳優業に精を出していますし、なにより演技力に定評がありますからね。
財前教授の内に秘める野心を見事に演じ切ってくれそうな「感」がたっぷり。
個人的には5夜連続と言わずに、全20回くらいの連続ドラマで見たかったというのが本音ですが(笑)
番外編=韓国版:ドラマ「白い巨塔」チャン・ジュンヒョクさん(2007年)
韓国MBCにて2007年1月6日から3月11日まで全20話放送。
順番的には唐沢寿明さん版と岡田准一さん版との間に放送されていましたね。
「各賞」を受賞したり、「特別版の放送を望む声」が出るなど韓国内でもかなり人気があったことが伺えます!!
白い巨塔(2019年)の岡田准一に不満が多数・・・
「岡田君に財前教授は荷が重い」
「あきらかなミスキャスト・・・」
白い巨塔やるみたいだけどキャスティングに無理あり過ぎて萎えた
岡田准一は悪い役者じゃないけど財前じゃないよな 40前後の背の高い俳優なんていくらでも居るだろうに財前松田雄平 里見大泉洋の探偵はBARコンビなんてどうですかね?#白い巨塔— デジタルフィルター19 (@CchXeEwfy4vGo3K) 2019年5月2日
などなど岡田准一さんが「財前五郎役」を演じることに
不満が多数見受けられました。
ですが、唐沢寿明さんが財前教授役を演じる時も同じような風潮があったんです。
要するにいつの時代も「昔が美化され過ぎて、新しいものを受け入れたくない」という層の方達が一定数いるんですね。
たしかに「白い巨塔」は歴史に残る名ドラマ。
そしてこれからも何かの節目に「白い巨塔」は再びリメイクされる可能性は高いです。
その時に「岡田准一の財前教授はすごかった」と言われてるかもしれません。
こればっかりは結果を見てみないと分かりませんが・・・
僕は「岡田准一ってスゲー」ってなってるような気がしています♪
まとめ
「白い巨塔」歴代の主役は、
- 田宮二郎さん⇒1966年(映画)、1978~1979年
- 佐藤慶さん⇒1967年
- 村上弘明さん⇒1990年
- 唐沢寿明さん⇒2003年~2004年
- 岡田准一さん⇒2019年
- ※韓国版:チャン・ジュンヒョクさん⇒2007年
歴史的な名作「白い巨塔」にふさわしい豪華な役者さんたちがズラッと並んでいます。
この白い巨塔の「大役:財前五郎」を岡田准一さんがどう演じるのか注目ですね。
最後に、かつて「世界のイチロー」や「ソフトバンクの孫さん」も最初は批判や否定されていました。
ですが今では誰しもが認める世界的な「スター、著名人」となりましたよね?
岡田准一さんも「白い巨塔の財前五郎」を経て、大役者になってほしいです♪